「腰痛」とは約10年前に格闘し、なんとか押さえ込んで以来再発は無いのですが、
先週後半、不覚にも今度は「首」を痛めてしまいました。
きっかけは「寝違え/寝違い」
今回のきっかけは「寝違え/寝違い」です。
約2~3週間前の車中泊の時にやってしまいました。
寝違えは、今までも時々やっていましたが、だいたいその日のうちに自然と治っていました。
でも、今回はいつもと違ってなかなか治りません。
首に違和感があるものの日常生活や仕事では支障が無いのでそのうち治るだとろうと特になにもせず放って置いたら2~3週間も経過。。
とどめは、「揉みほぐし」と「肩の筋トレ」
寝違い後も激痛ではなかったので、いつもの通り筋トレは続けていました。
そして、「肩の筋トレ」の日(注:筋トレを毎日行う時は、鍛える部位を分けてローテーションさせる。)に
筋トレのインターバル時に首の違和感のある場所を「揉みほぐし」ながら筋トレを繰り返したのです。
これが、最悪の行為だったのです。これで、自らトドメを刺してしまいました。
翌日は、首に激痛!!!
頭を少しでも動かすと激痛!
起き上がるのも激痛! 服を着替えるのも激痛! 顔を洗うのも激痛! 飲み物を飲むのも激痛!
治療の決めてはアイシング
筋トレで関節を痛めたり、腰痛で苦しんだ経験はあっても、首をここまで痛めたのは人生初の事です。
「寝違え/寝違い」の事すらあまり知らなかったので、いろいろ調べてみました。
「寝違え/寝違い」の原因には
・寝ている間に脇の内側を通る腋窩神経(えきかしんけい)が圧迫され血行不良でしびれると首に痛みが発生する。
・寝ているときの姿勢が原因で、肩甲拳筋という筋肉が痙攣をおこす。
の主に2つの原因があるようです。今回の私のケースはたぶん後者。
「筋肉の痙攣」という事がわかれば対処法は簡単です。
初期療法はアイシングが効果的です。逆にNGなのは「揉みほぐし」です。
スポーツをやっている人には常識なのですが、足がツルなど「筋肉の痙攣」では「揉みほぐし」は肉離れを引き起こす最悪の行為なのです。
激痛初日。
ネットで調べてみると寝違えの酷い症状には、微弱電流療法が効くとあったので、近所の接骨院で微弱電流療法を受診。
同時にアイシングも施してもらいました。
おそらく、この時が炎症/痛みのピークだったので、受診後もあまり症状の改善はありませんでしたが、「効いている」という感触は体で感じました。
なので、自分でもできるアイシングは、帰宅後も繰り替えし行いました。
激痛2日目。
痛みのピークは乗り越えた感じはあったもものの、まだまだ頭を動かすと首に激痛!というレベル。
この日も自分でアイシングを繰り返します。
激痛3日目。
3日目で劇的に回復です。アイシングも継続しましたが、ジムで有酸素運動して血行が良くなった時、首の辺りが凄く気持ち良く感じたので、回復期にはアイシングから温熱療法へ切り替えると言われている事を身を以て体感しました。
激痛4日目。
4日目はもう激痛はありません。首を大きく動かすと違和感がまだ残っている感じですが、昨日までの痛みが嘘のように無くなりました。
2~3週間ひきずっていた寝違いの痛みよりも楽になりました。
反省点
・2~3週間前の最初の「寝違い」がなかなか治らなかったのは、今思えば痛い所を「揉みほぐし」ていた為だと思います。「揉みほぐし」炎症を拡大させるので厳禁です。
・首に違和感がある状態で筋トレを続けていたのもいつまでも回復を遅らせていた原因だと思います。
・もっと早い段階からアイシングを行っていたら回復が早かったかもしれません。