Nauticam RED EPIC/SCARET 水中ハウジングを導入して、そこそこ反響があるので、何回かに分けて詳細を紹介します。
まずは「セットアップ編」です。
多くの業務用・放送用のビデオハウジングに採用されている方式ですが、ベースプレートの上にカメラ本体を固定し、ベースプレートをハウジング内のレールに添って挿入する方式です。
↓ベースプレート
↓EPIC本体に別売のサイドハンドルを装着し、ハウジング専用のオペレーションボックスでサイドハンドルのボタンを操作するしくみです。
↓ハウジングのボタンを押すとオペレーションボックスのボタンが押される。
ベースプレートへのカメラの固定には、バッテリーの種類とLCDの設置場所により4通りのセット方法があります。
ハウジングにはLCD覗き窓が、上部と後部の2カ所にあり、目的によりどちらか一方を選んでセットします。
バッテリーも、EPIC付属のRED VOLTバッテリーを使う場合、と、V-mountバッテリーをを使う場合の選択ができます。
↓「RED VOLTバッテリー」&「LCD後部取り付け」の場合
↓「RED VOLTバッテリー」&「LCD上部取り付け」の場合
↓「V-mountバッテリー」&「LCD上部取り付け」の場合
↓「V-mountバッテリー」&「LCD後部取り付け」の場合
V-mountバッテリーは、プロの間では標準バッテリー的に使用されているバッテリーなのでこれが使えるメリットは大きいです。
使用時間もRED VOLTバッテリーを4本使用するよりも長持ちです。
LCDを上部取り付けるか後部取り付けるかは、その時々の状況で判断します。
通常は、後部取り付け、正面の被写体を目視しながらLCDの両方で捉えながら撮影します。
上部取り付けた方が良い場合は、水深の浅い川にハウジングだけを沈めて撮る場合やローアングルで被写体を狙う場合、上部からLCDを覗いた方が楽です。
LCDを上部と後部の両方に取り付けできれば便利なのですが、純正のLCDは1個しかEPICに接続できません。しかし、EPICにはHDMIとHD-SDIの出力があるので小型サイズのHDMI or HD-SDI入力のLCDモニターを別途購入し上部と後部の両方でモニターする事ができるかもしれません。
↓カメラをセットしたらベースプレートをハウジング内のレールに併せて押し込むだけでセットできます。
↓ハウジング内にはボタン&ギアが精巧に組み込まれており、ほぼ全てのボタン&ダイヤル操作が可能です。
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