ニュースとしては、ほとんどスルーされてしまいましたが、
パナソニックもOculus riftやソニーSCEのモーフィアスのようなバーチャルリアリティVR-HMDを開発中だとニュースがありました。
●自宅がスタジアムに…パナのVR視聴端末、東京五輪向けに試作機
●パナソニックもこっそりVRゴーグルを開発中
パナソニックといえば、「パナソニック バーチャルリアリティ」で検索するとわかるように、
バーチャルリアリティに結構、真面目に取り組んでいる企業です。
ゲームのようなエンターテイメントでなく、「環境計画支援VR事業」といった、超真面目なテーマです。
そして、今回は「東京五輪向け」という事での開発発表です。
今、映像業界では、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて8K・スーパーハイビジョン放送の商用サービス開始を目標に関係各社で取り組んでいます。
あくまでも個人的な私感ですが、オリンピックのテレビ放送が、8K・スーパーハイビジョンになる事に、あまりワクワクしないんです。スミマセン。。
最近よく見かける、パブリック・ビューイングなら8K・スーパーハイビジョンの大画面でみれば、スタジアムの観客席で見てるような雰囲気を
味わえるかもしれない。とは思います。
最近、私はOculus rift DK2にハマって、いろんなアプリやコンテンツを観ているのですが、今回の「東京五輪向けに開発」というニュース
で、”ワクワク”を感じたは、VR(バーチャルリアリティ)での「スタジアム席」の再現ではありません。
VR(バーチャルリアリティ)だからこそ実現できる、選手と同じ目線、つまり、
選手と同じグランド(競技場)で、選手のすぐ隣りで、対戦相手の目線で、審判の目線で、
このような今までのオリンピック中継ではありえなかったVR(バーチャルリアリティ)を「体験」できるかもしれない。
そう思ったら、ものすごくワクワクして来ました。
だって、競技場の中に自分が立って、目の前でオリンピック選手が競技をするんですよ!!
先日のブログにも書きましたように、実写のVR(バーチャルリアリティ)映像、特に360度全方位映像を満足に楽しむには、8Kの解像度が必要です。
オリンピックのスーパーハイビジョン放送は、今までのような編成でもいいのかもしれませんが、是非ともの8K・VR(バーチャルリアリティ)番組にも
チャレンジして欲しいと思います。
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東京五輪向けてパナソニックもバーチャルリアリティVR-HMDを開発中
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