先週の郡上八幡城に引き続き、竹田城を訪れたからには、まだ一度も撮っていない天空の城「越前大野城」を目指しました。
条件的には、移動性高気圧に覆われる放射冷却が期待できる好条件。
前日との温度差13度、朝7時の予想気温マイナス2度、湿度86%、風速1m。
天気予報的には、バッチリの予報でした。
しかし、どうやら「越前大野城」が雲海に囲まれるのは、並の条件が揃うだけではダメっぽいのです。
やはり、現地へ行って判断するしか無いと思い、昨夜9時頃現地入りしました。
そして、現地に行って納得したのは、大野盆地は広すぎです。
「越前大野城」が雲海に囲まれるのは、大野盆地全体が雲海(霧)に覆われる程の大発生が求められます。
雲海の撮影はもう何十回としてきたのでなんとなくわかるのですが、大発生するような時は前日夜にはなんらかの前兆がみられるものですが、昨夜はまったくその前兆を感じませんでした。
やはり、雨上がり、できれば暖かい雨上がりという条件が付かないと厳しいのかな??
このまま撮影に望んでも、満足できる結果は得られないと思い予定を「郡上八幡城」へ変更。
「越前大野城」から「郡上八幡城」への移動は約1時間半でした。
「郡上八幡城」の周りは小さな盆地なので雲海(霧)が大発生しなくてもそこそこの天空の城にはなってくれるだろう、と判断しました。
もちろん、そこそこではなく、一面の雲海になる事を期待しましたが。。
しかし、実際は、”しょぼい”雲海?というより雲の切れ端がかろうじて天守閣に絡んでくれたというレベル。
なかなか期待通りにはいかないものです。
アップで撮影すれば、ごまかせますが、広く写すと3枚目の感じです。
ちなみに、今朝、ここを訪れたカメラマンは7人程。
キャパ的には10人が限界でしょうか?
人気が出る前に展望スペースの拡大をお願いしたいですね。>郡上市の観光関係者の皆様へ
街を覆いつくす程の雲海(霧)になってくれれば最高です。
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天空の城「越前大野城」を断念し再び「郡上八幡城」へ
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