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Channel: 水中カメラマンのデスクワークな日々
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冬の北海道ロケ「ツルセンターのエゾシカ」

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昨日の午後からタンチョウ狙いで、阿寒、鶴居へ移動しました。
「阿寒国際ツルセンター」では、沢山のタンチョウが集まります。
ここは、タンチョウの他にも、白鳥、オジロワシ、オオワシ、キタキツネ、そしてエゾシカも時々姿を見せます。
でも、ここはツルセンターなのであくまでも主役はタンチョウです。

タンチョウは夕方になると塒へ帰っていきますので、そこを狙ってるのか?エゾジカが続々とやってきました。
北海道には、エゾジカが沢山生息している印象がありますが、いざ撮影しようと思うとなかなか会えません。
特に最近は増えすぎたエゾシカを減らす目的で退治をしているので、ますます会いたくても会えない野生動物になってきました。
そう言う点では、「阿寒国際ツルセンター」はエゾシカにも会える絶好の場所ですね。

ところで、「阿寒国際ツルセンター」の周辺の道路脇にも比較的多くのエゾシカを見ます。
会いたくても会えないエゾシカですが、「阿寒国際ツルセンター」の近くの道路で、エゾシカと正面衝突してしまいました。
「鹿飛び出し注意!」の道路標識はあちこちで見ますが、まさか本当に飛び出して来るとは。。
実際に経験した感覚では「飛び出し」というより「飛び込み」です。道路脇に居たシカは私の車をちゃんと認識していたはずなのに直前になっていきなり車の前に「飛び込み」してきたのです。
幸いあまりスピードを出していなかったので車の損傷はほとんどありませんが、エゾシカの方はけっこう吹っ飛んでいきました。
死んではいなかったようですが、立ち上がれない感じでしたので、かわいそうですが野生動物としては生きていけないでしょう。
本当に気の毒な事をしました。
「鹿飛び出し注意!」の標識は、「鹿飛び込み注意!」の方が的確な気がします。人間の感覚からすると「鹿は自ら車に飛び込んで来る習性がある」そんな印象をうけました。

ツルセンターのエゾシカ

ツルセンターのエゾシカ

ツルセンターのエゾシカ

ツルセンターのエゾシカ



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