昨日は、地元の #浅草で 浅草寺の #金龍の舞 が行われました。
毎年3月18日と10月18日に奉演されます。
3月18日は、 本尊示現会も開催されるので、こちらも見応えがある行事(三社様の三基の本社神輿が浅草寺本殿へ堂入れ)です。
金龍の舞は本殿と伝法院との間の広場で行われますが、舞が始まる前に、
伝法院→仲見世通り→雷門→仲見世通り→宝蔵門→本殿
と移動してきます。
舞の後は、
本殿前でしばらく観光客へのサービスタイム? →宝蔵門→仲見世通り→伝法院
へと戻ります。
映像「映え」は、舞の前後の移動タイムがねらい目だと思います。
話は変わって、
いつもは、3D VR180 は、8K 30P に仕上げるのですが、今回は、8K 60P に仕上げました。
今まで沢山祭りの3D VR180を撮影編集してきましたが、動きの激しい被写体は、30P だと違和感を強く感じる事があります。
なので、動きの激しい被写体を狙う時は、60Pで撮影するのですが、
60Pで撮影する時のカメラの設定は、
GoPro Hero 11 の場合 4K60P
Panasonic Lumix の場合 3K60P
となり、実際に得られる 片眼の映像は 縦横3K の 60P
つまり、3D VR180映像 としては6K 60Pの映像となります。
今回は、8K 60P に仕上げているのは、素材を 136% 拡大しています。
最近の生成AIの進化で、AIによる映像の拡大(アップスケール)の品質はとてもすばらしく、200~300%の拡大ならまったく気にもならないレベルだと思います。
ただ、処理時間もそれなりにかかるので手軽に活用するわけにもいきません。
今回は、136% の拡大なので、AIではない通常の拡大処理に多少にシャープネスをかけた程度の処理です。
そもそも「動きの激しい被写体」の動画の場合、重要なのは、1カット毎を静止画で観た時の鮮明さより、自然なモーションブラー(動きによるブレ)です。
動画撮影で、わざわざNDフィルターをつけて、シャッター速度が速くなりすぎないようにして撮影するのは、自然なモーションブラーを得る為です。
なので、
6K 60P → 8K 60P
への多少の拡大処理は、さほど拘る必要もないかな?
とも感じています。
そしてなにより8K 60Pの 3D VR180映像をスムーズ再生できる VRヘッドマウントディスプレイは、現状では最新機種のみと限られています。
そう思うと、8K 60Pに仕上げるより、6K 60P どころか 4K 60P に仕上げる方がより多くの視聴者には親切なのかもしれません。
ちなみに、私のヘッドマウントディスプレイ(MetaQuest2、PICO G3)も8K 60Pはカクカク再生してしまうので、4K 60Pにダウンコンしたものを再生して確認しています。
「動きの激しい被写体」の3D VR180場合 8K 30P より 4K 60P の方が、違和感なく観れる気がします。
なかなか悩ましいところです。