東北の桜がやや足踏み状態なので、その間を利用して昨日、忍野へ行ってきました。
例年、忍野の桜の見頃は東北の桜名所の見頃とほぼ同じなので、両方を周るのは無理があるのですが今年は上手くタイミングが合いました。
ところで、「今年の桜はダメだね!」というのがカメラマン同士の挨拶言葉になっている位、どこの桜(ソメイヨシノ)も花付きがあまり良くないようです。
今年の忍野も例外ではなく、満開なのに花のボリューム感がまったくありません。
ただ思い返せば、過去の忍野の桜で、花のボリューム感があった記憶が殆どなく、そろそろソメイヨシノの寿命なのかも?知れませんね。
一般的にソメイヨシノの寿命は60~70年程度と言われていますが、先日、あるTV番組で、弘前公園の桜の殆どは100年を超えているが、花付きが非常に良い、という内容を放送していました。実際弘前公園には何度か行きましたが、毎回のように見事な花のボリュームです。
「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」という諺があるように、桜の木の枝を切る事はタブーだとされていますが、弘前公園の桜は樹齢50年を超えて衰えが見えた頃から
地元のリンゴ農園の職人により痛んだ枝を剪定し、桜の木を甦らせているそうです。
一般的に3~4個の桜の花芽が、弘前城では5~7個とほぼ二倍あるそうです。
そのノウハウを是非全国の桜名所の方々にも広めて頂けるとありがたいものです。
さて、いつものように前夜入りで二十曲峠へ昇り、久しぶりに夜通し微速度撮影をしました。
ただ、微速度撮影には平凡すぎる一夜でした。
定番のお宮橋から
朝、4時半に既に3人のカメラマンが待機していましたが、私は太陽が充分昇りきって、早朝カメラマンが一巡し終わってからの撮影です。
お宮橋から新名庄川をちょっとだけ下流
さらに新名庄川をちょっとだけ下流
一番花付きの良い桜の木を選んでもこんな感じ↑です。
富士五湖周辺の桜は、忍野~山中湖でひとまず終わりですが、遅咲きの桜や標高の高い峠に、ヤマザクラやサトザクラが所々にあるので5月中旬頃まで楽しめます。
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