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Channel: 水中カメラマンのデスクワークな日々
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RED EPIC用Nauticam水中ハウジング、30mのHD-SDIケーブルの出力に対応

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久しぶりに、RED EPIC用Nauticam水中ハウジングネタです。

今月号のコーマシャル・フォト(玄光社)の表紙は、RED EPIC用Nauticam水中ハウジングで撮影された水中映像から切り出した写真が表紙となっています。
撮影は、コーマシャル・フォトグラファーのTAKAKI_KUMADA氏で、私は水中撮影のサポートをさせて頂きました。

水中撮影はプールで行いました。
CM撮影やPV撮影など、今まで何回かプールで水中撮影をした事がありますが、大掛かりな撮影となるとスタッフが大人数になります。
そして、その大半のスタッフは水中には潜りませんので、「水中カメラの映像をプールサイドからモニターしたい」という要望が当然のようにでてきます。
特に監督は、ほぼ100%、プールサイドから水中映像をモニターしながら指示を出したがります。これは当然の要求です。

今回のコーマシャル・フォトの撮影は、TAKAKI_KUMADA氏自ら水中に潜っての撮影でしたので、プールサイドからモニターは必須ではありませんでしたが、今後のニーズに備えて30mのHD-SDIケーブルの出力に対応しました。

RED EPICには、LCDモニターやビューファインダーとは別に、HD-SDIとHDMIの出力端子を持っています。
設定次第で、LCDモニターと同じ画面(各種データの表示)を出力する事も、純粋な映像のみを出力する事もできます。
HD-SDIは、プロの世界では標準の規格ですから、多くのモニターや収録機器に繋ぐ事ができます。
Nauticam Underwater Housing RED EPIC SCARLET

Nauticam Underwater Housing RED EPIC SCARLET

Nauticam Underwater Housing RED EPIC SCARLET

HDMI端子の左がHD-SDI端子。コントロール端子に接続したEPIC用のリモコン(RECのSTART/STOPの操作が可能)は、HD-SDIケーブルで延長ができます。
水中ハウジングから2本のHD-SDIケーブルを出力し延長する事で、遠方からモニターしながらREC操作が可能になります。
これはプールでの撮影用途というよりは、フィールドでの生態撮影、つまり、水中ハウジングを水底に固定し、水上からモニターしながらREC操作をする用途に使えます。
このような用途を想定し、30mのHD-SDIケーブルを2本用意しました。

Nauticam Underwater Housing RED EPIC SCARLET


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