今日は、遠方の台風の影響で、東京は梅雨明けしたかのような夏空でした。
ちょっと近所へ東京スカイツリーを撮りに出かけたのですが、ちょっと特殊な撮影をしてきました。
プラネタリウムのようなドームスクリーン上映用のドーム映像(全天周映像)です。
ドーム映像(全天周映像)撮影は、円周魚眼のフィッシュアイレンズで行います。
しかし、円周魚眼のフィッシュアイレンズで完全ドームの動画が撮れるムービーカメラは、殆どありません。
また、最新プラネタリウムの上映システムは、縦横4Kサイズの解像度がありますので、横4K縦2Kの4Kカメラではスペックが見劣りします。
こういう現状の今、ドーム映像(全天周映像)撮影にもっとも適しているムービーカメラは、RED EPICだと私は思っています。
RED EPICは、横5120px、縦2700px そしてEPIC Dragonは、横6144px、縦3160px の解像度があります。
EPIC+円周魚眼では、まだ完全ドームというわけにはいきませんが、そこは後加工で変形してなんとかドーム映像(全天周映像)として上映できる縦横4Kサイズの「ドームマスター 」に仕上げる事ができます。
実は、バハマロケ以降、水中映像のドーム映像(全天周映像)加工に試行錯誤をしていました。
水中ドーム映像に関しては、時期をみて報告するとして、写真は、今日撮ってきた「夏空の東京スカイツリー」がドーム映像(全天周映像)になるとどうなるかを簡単に説明します。
ドーム映像(全天周映像)用の元映像となるのが「ドームマスター 」です。
円周魚眼で撮影したものとほぼ同じですが、円周魚眼で撮影すればなんでも「ドームマスター 」になるわけではありません。
やはり撮影時にちゃんと意識して撮る必要があります。
プラネタリウム等のドームスクリーンに上映すると↓こんな感じに。
実際は、真上、真横左右、真後ろにも映像が映ります。
プラネタリウムの座席からスクリーンを観ると↓こんな感じに。
水中と違って陸上の建物は直線が多いので、変形の精度が悪いと高速道路がちょっと歪んでしまったのがバレますね。
まだまだ、鍛錬が必要です。
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夏空の東京スカイツリーのドーム映像(全天周映像)
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