裏磐梯だけでも見所豊富なのですが、SLを追いかけて磐越西線沿線を走っていると綺麗な水田風景をあちらこちらで見る事ができます。
田植えの今の時期限定の風景が、高台から夕日(朝日でも)に反射する水田です。
日本には散居村で有名な夕陽撮影ポイントがいくつかありますが、会津盆地もそれなりの撮影ポイントです。
ここは「恋人坂」という名前だそうです。先週末の土曜と日曜2日連続で撮影してきました。
5/31土曜
ちょっと位置をずらして、6/1日曜
上の写真とは会津盆地を挟んだ向かい側。
猪苗代の方から磐梯山を背景に、「あいづライナー」
ついでに、もう一枚、磐梯山背景の「あいづライナー」
最近、ちょっと撮り鉄の比率が増えてきたかな??
会津の水田風景&撮り鉄
[4K Ultra HD]の動画を3本
「バハマドルフィンサイト」へ行ってきます。
明日出発で、「バハマドルフィンサイト」へ行ってきます。
久しぶりだなぁ、って思っていたら前回行ったのがもう8年前の事でした。
感覚的には3年前位だと思っていたので、年をとってしまったせいでしょうか?
写真は2006年の時のです。
この時は、私の写真の師匠高砂淳二さんと一緒でした。↓
右が高砂さん、真ん中が私、左がフリダイバーの市川さん。
↑の写真の撮影者のRio君は、シレーナの男人魚役↓
高樹沙耶プロデュース映像作品「シレーナ」の為のロケでした。
今回は、越智隆治さんのツアーに便乗です。
PR: 「スマートムーブ」の意外な効能とは!?-政府広報
バハマドルフィンサイト
本日「バハマドルフィンサイト」クルーズを終え、ウェストパームビーチのホテルで休養です。
乗船中は、通信環境がなかったのでブログはお休みでした。
「バハマドルフィンサイト」は、昨年前半までは、グランドバハマ島北側のエリアだったのですが、
昨年後半から今年は、ビミニ諸島北側のエリアに代わりました。(生息していたイルカが移動した為)
写真や映像の絵作りの視点では、以前の北側のエリアの方が綺麗な写真を撮るのには適しているのですが、
イルカに確実に会えて、じっくり撮影するには、今回のエリアの方が適しているようで、今回は期間を通して毎日、十分ドルフィンスイムを堪能できました。
バハマドルフィンスイミング
バマハから今日の午後便で、無事に帰国しました。
今日の写真(RED EPICからの静止画書き出し)は、ドルフィンスイミングのイメージです。
バハマドルフィンクルーズの参加者は、皆さんスキンダイビングが上手で、イルカと絡んで良いモデルさんになってくれます。
バマハドルフィンスイミング(続き)
バマハドルフィンスイミングの続きです。
イルカのフレンドリーぶりが伝わる写真を選んでみました。
バハマドルフィンスイミング(その4)
今日もバハマドルフィンスイミングの続きです。
写真の構図はともかく、ドルフィンスイミングの雰囲気が伝わるような写真を選んでみました。
バハマのイルカ動画(2本)
YouTubeにバハマのイルカの動画を2本アップしました。
●[ 4K Ultra HD ] バハマ ドルフィンサイト Bahama Dolphin Site ( Shot on RED EPIC )
●[ 4K Ultra HD ] バハマドルフィンスイム Swimming with Wild Dolphins in Bahamas ( Shot on RED EPIC )
RED EPICで、水中のイルカを撮影する際に最も気を使うのは、フォーカス・ピント合わせです。
RED EPICは、陸上でさえフォーカス合わせがシビアなのに、水中ではかなり困難です。
特に、イルカは、動きが早く、撮影距離も大きく変わる、コントラストの弱い被写体なので、ピントの山も掴みにくい。
このような困難な撮影を泳ぎながらイルカを追いかけながら撮影をしなければなりません。
RED EPICの水中撮影機材は、それなりの大きさがあるので、水中での機動力も決して良いとは言えません。
今回は比較的イルカと遭遇できるチャンスが多く、その点では恵まれていました。
回数を重ねる事に慣れてきたというのもあります。
さて、映像の中身の話ですが、撮影は 5K(5120x2700 px)、96fps で行い、編集時に再生速度を調整しています。
1.5倍~3倍のスローモーションにしています。
水中でのイルカは動きが速いので、スローモーションの方が映像を見ていて落ち着きます。
また、4K映像を大画面で見る事を想定すると、小さい画面では「スロー過ぎる?」くらいのゆったり感がちょうど良いと思います。
イルカの速い動きをカメラを振り回しながら撮影し、それを大画面でリアルタイム再生すると、大画面酔いをしてしまいます。
参考までに、こちらは昨年アップした
御蔵島のドルフィンスイミング( Shot on RED EPIC )です。
4K最新動向(2014年前半)
先日のバハマロケ以来、しばらくデスクワークの日々が続いております。
ロケネタはお休みして、今日は今月開始になった4K試験放送にちなんで4K最新動向について書いてみようと思います。
まず、4K試験放送に関して、私が書くより詳しく解説しているサイトを紹介する方が早いので、下記リンク先をご覧ください。
●4K試験放送は結局どんな内容に? ー 詳細や今後の戦略をNexTV-Fに聞く(Phile-Web)
そして、4K試験放送に関して、実際の所、ネガティブなニュースが多いのが正直な所です。
●地上波は対応予定なし、4K放送普及の難題(東洋経済)
●「4K」試験放送が始まる! でも しばらくは家庭で視聴できない!?(日経トレンディネット)
でも、これらの事は4K試験放送開始になって分かった事ではなく、昨年からわかっていた事です。
今年1月のブログ記事「4K映像制作は映像業界の救世主になるのか?」でも書きましたが、
映像制作に携わる我々は「4K番組制作はあくまでも試験放送のレベルで細々と行われる」と、いう事を冷静に受け止めて、踊らされる事なく慎重に取り組むべきだと思います。
「試験」である事の意味をよく考えなければなりません。
それは、視聴者側でも同じ事です。
あくまでも試験放送ですから、いろんな試行錯誤、トライ&エラーがこれから繰り返されるのです。これは映像制作の現場も含めてです。
試験結果がおもわしくなければ計画を大きく見直しだってありえるのです。
もし仮に、順調に「本放送」が開始になったとしても、4K放送は、ごく一部のチャンネル枠です。
つまり、TV放送の殆どは従来通り ハイビジョン放送で、ちょっとだけ4K放送が加わるだけなのです。
アナログ放送がデジタル放送に全部切り替わってハイビジョン化した時とは、まったく状況が違います。
それを、あたかも今度はハイビジョンが全て4Kへ切り替わろうとしてるのでは?と、心配する人、期待する人、を時々見受けますが、現状の計画ではそのよう「切り替え」という話ではなく、4Kや8Kを少しだけ追加してみましょう!というレベルの話なのです。
そして、4K / 8Kは、なにもテレビ放送だけのものではありません。
私の個人的な本音では、家庭内で視聴するテレビ放送は4Kも8Kも必要無いのでは? と思っているくらいです。
一部のマニア向けでしょうか? 家庭内向けは、大衆迎合するのではなく、本当に欲しているニッチ層のみをターゲットにするべきです。
4K、8Kは、巨大なモニターやスクリーンで視聴する特別なコンテンツでこそ意味があると思っています。
当然コンテンツのコンセプトは、テレビ番組とは根本的に異なるものです。
この件に関しても今年1月のブログ記事の時と考えは変わっていません。
しかし、そうは言っても、今年発売になる映像関係の新商品は、「4K」を売り文句にした新製品が数多く登場しています。
おそらく、今後出てくる新製品も「4K」が当然のスペックのように期待されていると思われます。
「4K」対応製品が世の中にいっぱい溢れるようになれば、それはそれで予期せぬ新しい時代の流れが起こるのかもしれませんね。
さて、最近いろいろ出てきた「4K」記録できるムービーカメラ・ビデオカメラに関して、感じている事を書こうと思いましたが、長くなるのでこのネタは次回という事で。。
4K最新動向(2014年前半)-- 4Kカメラ編
先日のブログ記事4K最新動向(2014年前半)」の続きで、
4K記録できる家庭用途の4Kムービーカメラについて、私なりに感じている事を書いてみます。
機種としては主に
●Sony FDR-AX1
●Sony FDR-AX100
●Panasonic LUMIX GH4
で、特にSony AX100とPanasonic GH4は、20万円以下のお手軽価格で、そこそこ高画質な4K映像が撮れるという事で注目度が高いように思います。
私はこれらの機種で実際にじっくり撮影したわけではありません。あくあでも身近なユーザーの声、撮影データをいじっての感想、ネットの情報、等で感じた事ですので、そこはご了承ください。
さて、4Kムービーカメラという事で、どうしても高精細・高解像度に注目が行ってしまうのは理解できますが、
4Kムービーからの切り出し静止画像の解像感を見て、評価する例が多いのには、ちょっと疑問を感じます。
静止画像切り出しの解像感が高くクッキリしているという事は動きのあるものを動画で観るとパラパラ感、カクカク感が強くなります。
動きの少ない被写体をFIXで撮っている時は、非常に解像感が高く高精細な映像でも動いている被写体やカメラを動かしたとたん、映像がパラパラ・カクカクして見るに耐えない、そんなバランスの悪い映像も多くネットに見受けられます。
重要なのは、あらゆるシーンでの動画としてのバランスです。
パラパラ感、カクカク感が強い原因のひとつに、24p 30p 記録という点がありあす。
適切なシャッター速度(シャッター角度)で撮影すれば軽減できるものもあるでしょう。
映画は24p なんだから24p 30pでも充分という意見もあります。
しかし、滑らかさやリアリティを求めるなら24p 30pよりは60pの方が良いに決まっています。
(ちなみに FDR-AX1は60pです。 )
4K放送の規格が60Pになっているのだから、本当に必要かどうかは関係なく「4K60P」が業界標準として求められている。と、これは仕事で4Kの問い合わせを受ける毎に感じる事です。
今はまだ過渡期でしょうが、H.265(HEVC)のこなれた(低コスト、低消費電力)チップが搭載されるようになれば、いずれ「4K60P」が標準となるのではないでしょうか?
今は、まだ第一世代の4Kムービーカメラなので、「4K30p」は妥協できるスペックなのかもしれませんが、「4K60i」という選択肢もあって良かったのでは?と個人的には思います。
60i であれば比較的簡単に 60i → 60p 変換できます。
30p → 60p 変換は、以前に比べればまずまずの高品位な変換が可能になりましたが、4Kとなるとそれなりの処理時間が必要です。
次にフォーカスの話です。
4Kカメラでのフォーカス問題は、EPICやF55クラスの機種でも同様の問題があります。
シネマレンズでフォーカスマンが距離目盛で合わせるという古典的な手法でクリアする事もできますが、ファインダーやLCDモニターでピントの山を目視で掴んで合わせるという事が困難なのが現状です。
センサーサイズの小さい4Kムービーカメラでは、比較的深い被写界深度とオートフォーカスで一見問題無いように見えます。
しかし、条件によってはオートフォーカスが迷います。被写界深度が深いとはいえ、本当に合わせたい所にジャストピントでオートフォーカスが合っているとは限らない事もあります。
マニュアルフォーカスで合わせようとすると、深い被写界深度が災いしてピントの山が掴みにくい。
なによりやっかいなのが、4Kの大画面モニターに上映するまで問題点に気付かなかったりする事です。
さて、上記に上げた機種以外にも
Sony α7S
のように、外部記録で4Kムービー記録対応の機種もあります。
ただ、外部記録に関しては、過酷な自然条件が想定できるアウトドア用途にはどうしても心配があります。
氷点下20度以下での動作、強い風雨の中での使用、水中撮影、等での使用を想定すると現実的ではありません。
本体でも4K収録できるけれど、バックアップとして外部記録も平行して可能である、というのであればいいのですが。
ところで、4Kカメラや4Kテレビ・モニターが続々と出てくるのは良いのですが、
一番肝心な「4Kプレーヤー」、お手頃な「4Kプレーヤー」がどこからも出てこないようでは、4Kは普及しませんよね!!
「新緑の東京 Tokyo Green City 」の動画アップ
梅雨空が続いていますが、YouTubeに新緑の東京「[4K Ultra HD] Tokyo Green City ( Shot on RED EPIC ) 」の動画を 4Kサイズでアップしました。
4Kでの視聴を前提にしてるので、ちょっと大人しめの編集をしています。
そういえば、Youtubeでは、今まで再生フレームレートは 30p でしたが、今度から 60p になるそうです。
ただ、4Kの場合、4K60pを快適に再生するのは、かなり敷居が高いです。
4Kを30pで視聴する場合、動きのある映像はなかなか難しいですね。
つまり、30pで気になるパラパラ感/カクカク感を抑えようとブラーを掛けるとせっかくの4Kの高解像感がなくなります。
4K30pを想定すると、どうしても大人しめの映像で構成するが多くなるのですが、そうすると単調でつまらなくなってしまいます。
Youtubeで4Kを視聴しているユーザーがどのくらいいるのか?よくわかりませんは、少なくとも 私の場合はHDでアップするよりは4Kでアップする方がアクセス数が多いのです。
今度は、試しに 4K60p でアップしてみましょうか。
ただ、4K60Pの編集はできてもスムーズな再生ができないので、1080/60pにダウンコンして確認、というような手間がかかります。
まだまだ、4Kは試行錯誤の時代です。
夏空の東京スカイツリーのドーム映像(全天周映像)
今日は、遠方の台風の影響で、東京は梅雨明けしたかのような夏空でした。
ちょっと近所へ東京スカイツリーを撮りに出かけたのですが、ちょっと特殊な撮影をしてきました。
プラネタリウムのようなドームスクリーン上映用のドーム映像(全天周映像)です。
ドーム映像(全天周映像)撮影は、円周魚眼のフィッシュアイレンズで行います。
しかし、円周魚眼のフィッシュアイレンズで完全ドームの動画が撮れるムービーカメラは、殆どありません。
また、最新プラネタリウムの上映システムは、縦横4Kサイズの解像度がありますので、横4K縦2Kの4Kカメラではスペックが見劣りします。
こういう現状の今、ドーム映像(全天周映像)撮影にもっとも適しているムービーカメラは、RED EPICだと私は思っています。
RED EPICは、横5120px、縦2700px そしてEPIC Dragonは、横6144px、縦3160px の解像度があります。
EPIC+円周魚眼では、まだ完全ドームというわけにはいきませんが、そこは後加工で変形してなんとかドーム映像(全天周映像)として上映できる縦横4Kサイズの「ドームマスター 」に仕上げる事ができます。
実は、バハマロケ以降、水中映像のドーム映像(全天周映像)加工に試行錯誤をしていました。
水中ドーム映像に関しては、時期をみて報告するとして、写真は、今日撮ってきた「夏空の東京スカイツリー」がドーム映像(全天周映像)になるとどうなるかを簡単に説明します。
ドーム映像(全天周映像)用の元映像となるのが「ドームマスター 」です。
円周魚眼で撮影したものとほぼ同じですが、円周魚眼で撮影すればなんでも「ドームマスター 」になるわけではありません。
やはり撮影時にちゃんと意識して撮る必要があります。
プラネタリウム等のドームスクリーンに上映すると↓こんな感じに。
実際は、真上、真横左右、真後ろにも映像が映ります。
プラネタリウムの座席からスクリーンを観ると↓こんな感じに。
水中と違って陸上の建物は直線が多いので、変形の精度が悪いと高速道路がちょっと歪んでしまったのがバレますね。
まだまだ、鍛錬が必要です。
[ 4K Ultra HD ]東京の花火大会 のダイジェスト版動画をアップしました。
そろそろ花火大会シーズンです。今年の撮影前に、過去の反省と今年の戦略をふまえて「[ 4K Ultra HD ] 東京の花火大会 」のダイジェスト版の動画を4Kでアップしました。
ところで、花火の動画撮影は、カメラの性能を評価するのに最適の被写体です。
花火大会は、普通の夜景撮影と基本は同じで暗い被写体です。
つまり、高感度での描画性能が求められます。
特に今回の「東京の花火大会」では「東京の街夜景と花火」というのが重要なポイントです。
街夜景がしっかり明るく映っている事が重要なのです。
全体的には街夜景に比べて花火の方が明るいので、街夜景を明るく映そうとすると花火がトビ気味になります。
また派手なスターマインでは白トビしてしまう事もよくあります。
この意味で、ダイナミックレンジの広さが求められます。
オートアイリス(自動露出)で撮れば明るい花火の白トビは避けられるかもしれません。
しかし、これでは背景の街夜景が花火の明るさによって明るくなったり暗くなったり変化します。
また、本当に派手なスターマインは、かえって白トビさせる方が映像的にも迫力が伝わるものです。
演出として許せる白トビなのか?見苦しい白トビなのか? そこが性能判断の境目です。
そして、レンズ性能です。
花火写真では、絞り込んでスローシャッターで撮影するのが定番ですが、動画(ムービー)では
そういうわけにはいきません。
1/30秒、1/60秒といったシャッター速度で撮影する為には、どうしても開放絞りに近い絞り値で
撮影する事になりますので、開放絞りでの描写能力がレンズに求められます。
そして、街夜景やワイドスターマインといった広い絵をワイドレンズで撮影する事が多いので、
ワイドレンズでの開放絞りでの描写能力が求められます。
中央付近はシャープだけども、周辺部分にはまったくピントがこなくてボケボケ、
特にホームビデオではこのような弱点がよくみられます。
そもそもホームビデオではワイドの画角が全然足らなかったりします。
「ワイドレンズ&開放絞り」での隅々までの描写に拘るとコストがかかってしまうので、どうしても安価な
ビデオやレンズでは切り捨てられてしまう性能です。
マルチディスプレイ/マルチパネル対応 超高解像度映像制作
アクアジオグラフィックのブログにもアップしたのですが、同じ内容のものをこちらにもマルチポストします。
最近は、商業施設・空港・駅・オフィスビル等で複数のモニターを組み合わせたマルチディスプレイ/マルチパネルの巨大スクリーンが設置されるようになりました。
複数モニターの組み合わせ次第では、通常の16:9の縦横比ではなく、よりワイドなパノラマスクリーン、場合によっては、正方形や縦長のスクリーンも可能です。
このような新しいハードウェアの登場でいつも課題になるのが、「コンテンツ不足」です。
立派なスクリーンを設置したのはいいけど、そこに上映する映像が無いという話をよく聞きます。
アクアジオグラフィックでは、このような巨大スクリーンに適した映像コンテンツの撮影&編集にも対応いたします。
RED EPIC では5K (5120 X 2700 px)の解像度があります。 EPIC DORAGONでは6K (6144 X 3160 px)です。
EPICを横2台に並べて撮影すれば、幅 10Kオーバー。横3台に並べれば幅 15Kオーバーの解像度が得られます。
また、動きの少ない風景映像では、1台のRED EPICで複数回に分けて撮影する事で同様の超ワイドパノラマ撮影が可能です。
このような手段により撮影された映像を後処理でコンポジット合成する事で、超高解像度のワイドパノラマ映像を作る事が可能です。
以下は、実際にRED EPICで撮影した超高解像度のワイドパノラマ映像の実例です。
アクアジオグラフィックでは、日常的に行っている撮影においても、ワイドパノラマ映像を意識した撮影を行い、映像ストックを日々充実させています。
お問い合わせは、メール、もしくは、直接お電話にてよろしくお願い致します。
アクアジオグラフィック株式会社
〒111-0034
東京都台東区雷門1-16-4立花国際ビル4F
tel:03-3843-9764 fax:03-3843-9754
PR: 注目のココナッツウォーターtropicoco全国発売
「ドーム映像・全天周映像」超高解像度映像制作
最近デスクワーク続きなので、今日もアクアジオグラフィックの仕事の話です。
アクアジオグラフィックでは、4Kオーバーの高解像度映像として、先日紹介した
●マルチディスプレイ/マルチパネル対応 超高解像度映像制作
の他にも、「ドーム映像・全天周映像」にも積極的に取り組んでいます。
「ドーム映像・全天周映像」とは、プラネタリウムに代表されるような劇場の天井を覆う巨大なドーム状のスクリーンに上映する映像・映画です。
最近は、4K対応のムービーカメラ、4K対応のプロジェクターが普及し実写の映像を巨大なドームスクリーンへの高精細な映写が可能になりました。
「ドーム映像・全天周映像」のコンテンツは、特殊な「ドームマスター」という形式で作られ、撮影から編集に至るまで、「ドーム映像・全天周映像」ならではのノウハウが求められる映像制作です。
一般的に「ドーム映像・全天周映像」の実写の撮影には、円周魚眼レンズが用いられます。
円周魚眼レンズを真上に向けて撮影した映像を、ドームスクリーンに真上に向けて上映すると前後左右360度の視界がドームスクリーン上に再現されます。
(円周魚眼の円周部が水平線となり、中心が頭上になる)
↓高層ビル街を円周魚眼レンズで真上に向けて撮影したドームマスター
↑のドームマスターをドームスクリーンに上映すると↓こんな感じに。(実際は真上、前後左右360度の視野が再現される)
しかし、プラネタリウムを始め、多くのドームシアターのドームスクリーンは、座席の正面方向が見やすくなるよう多少傾斜をつけて設置されています。
なので、円周魚眼レンズを真上に向けて撮影する事が必ずしむベストではありません。
↓真上よりも多少前方に傾けて撮影。
↓座席の正面方向に見易いように傾斜しているドームスクリーンではこんな感じに見える↓
ドームスクリーン上には、360度の視野が再現されるとはいえ、座席の正面を主に見せるという前提では、円周魚眼レンズで撮影されたものではなくても適度に被写体がレイアウトされたものからドームマスターを作る事ができます。
RED EPIC に 35mm一眼レフ用円周魚眼レンズを付けても、完全な円周魚眼にはなりませんが、変形処理を上手に施す事で「ドームマスター」に仕上げる事ができます。
4K x 4K サイズの「ドームマスター」に仕上げる為には、5K、6K の解像度をもつRED EPIC は、「ドーム映像・全天周映像」の実写撮影ムービーカメラとして最適なカメラです。
水中撮影を得意とするアクアジオグラフィックならではの、「水中ドーム映像」用の素材も各種撮りためています。
↓マンタの群れ
↓ジンベエザメ
↓イルカ
プラネタリウムで星を眺めると実際の夜空を眺めているような疑似体験ができるように、水中映像をドームシアターで観ると実際の水中で大きな魚が泳いでいるのを眺めているような疑似体験ができます。
また、「ドーム映像・全天周映像」のようなジャイアントスクリーン・超大画面映像ならではの重要なポイントに「大画面酔い」を防ぐという重要な要素があります。
ちょっとしたカメラ振れや被写体の速い動きにより、視聴者が目を回して気持ち悪くなってしまう恐れがあるのです。
RED EPICの大きく重い水中撮影機材が安定したカメラワークに繋がり、RED EPICのハイスピード撮影機能により、スローモーション再生が可能になり、
ジャイアントスクリーンでもゆったりと安定した見易い水中映像を提供する事ができるのです。
葛飾納涼花火大会のドーム映像(全天周映像)撮影
いつもの場所で同じような撮影だと変化が無いので、昨夜は花火のドーム映像(全天周映像)用の撮影をしてきました。
夜空を眺めるプラネタリウムで、花火鑑賞も良いのではないでしょうか?
画像は、RED EPIC からの静止画書き出しです、ドームマスター用に変形加工を施しています。
↓ドームマスター
↓ドームスクリーンの俯瞰イメージ
↓客席からのシミュレーション
↓ドームマスター
↓ドームスクリーンの俯瞰イメージ
↓客席からのシミュレーション
ジール クルーズで隅田川花火大会の撮影
26日(土曜日)は、隅田川花火大会でした。
例年、隅田川花火大会はどこから撮影しようか?非常に迷います。
以前は、蔵前橋から手前に屋形船を入れて撮影するのが定番アングルでしたが、東京スカイツリーが完成して以来、東京スカイツリーも絡めて撮るようになると蔵前橋が必ずしもベストとはいかなくなりました。
二年前は、東京スカイツリーを絡めて厩橋から撮りましたが、ここは手前に屋形船が入らないので、ちょっとつまらないアングルです。
そこで、今年は今まで撮った事がなかった船の上から狙ってみました。
CMの水中撮影のような大規模な水中撮影では、いつもお世話になっている水中撮影のトータルコーディネイトの「ジール」さんは、
東京湾のクルージング「ジール クルーズ」もやっている会社なので、今回は隅田川花火大の撮影クルーズをお願いしました。
屋根の無い双胴船のボートなので、花火撮影にも適した船です。
ただ、安定した船とはいえ、多少は揺れますから、花火を長時間露光して撮影する写真は難しいです。
ムービーは、多少映像は揺れますが、それがかえって花火クルーズらしさの演出になります。
↓画像は、ムービーのRED EPICからの静止画書き出しです。
今年の花火大会は、ドーム映像(全天周映像)用の撮影も行います。
隅田公園でミンミンゼミの羽化
夏真っ盛りの今、大都会の東京でも、木々の多い公園では多くのセミが鳴いています。
昨夜、「セミの羽化」を撮影しようと隅田公園へ行ってきました。
夜の公園で、木々の合間で撮影している姿は、さぞや怪しい姿だったに違いありませんね。。
例によって、画像は RED EPIC 、今回は、6K EPIC DORAGON からの静止画切り出しです。
今がピークなのか、幼虫は探せば簡単にみつかります。
動きが止まってしばらくすると背中が割れて成虫が出てきます。
羽化直後は、真っ白。
ミンミンゼミは、やや緑っぽい白。
アブラゼミは、ほぼ真っ白。
隅田公園では、アブラゼミの方が多いかな。
隅田公園からスカイツリー背景に。
↑注:これは合成です!
昨夜は、軽装だったせいか、100箇所以上 蚊に刺された気がする。。